ドリッパーを使った、ものすごく簡単な出汁の取り方(多分世界一) 離乳食に使えます
どーも、じゃん吉です。
うちには今10ヶ月になる乳幼児がいます。
離乳食用に出汁を取っているのですが、なるべく簡単に、
誰でも、それこそ育児に家事にと大忙しの妻でも、
手間も時間もかけずに、
そこそこ美味しい出汁が取れないかなー、と思い、
レシピ開発をしてみました。
世界一は大げさだな…
用意するもの
材料
80度くらいのお湯(ミネラルウォーターとか浄水した水とか)200CC
カツオ節(花かつお)4〜6グラム程
昆布(真昆布が好ましい)5グラム程度
道具
100度の温度に耐えるポット(実際100度にはなりませんが)
コーヒードリッパー(100円ショップとかで売ってます)
ドリップペーパー(同じく100円ショップとかで手に入ります)
それではセットしていきましょう…
まず、昆布をさっと水洗いします。
目的は、表面の小さなゴミ等を除去する為。
ポットの中に入れます。
あちなみにサイズ感のご案内、
2センチ✖️6センチでだいたい5グラムです。
続きまして、カツオ節をセットします。
コーヒーでも入れる感覚で、こう。
そしたら、ゆっくり丁寧に、お湯を注ぎましょう。
こんな感じ。
画像粗いなあ…
以上、完成!
とまあ、あまりに簡単にしすぎて、これだと香り成分はそれなりに出てるけど、
旨味成分が出てないんですよ、お吸い物とか、香りや素材を楽しむお料理には使えると思うけどー…
もう一手間加えてみましょう。
ドリップペーパーを適当に折って、出汁に浸けてみましょう。
ペーパーを折る目的は、カツオ節が泳いで行かないようにする為です。
こう折って、
こんな感じ。
画像粗いなあ…
10〜20分浸けたのち、ゆっくり、決して絞らず、丁寧にカツオ節を取り除きましょう。
まあつまんでポイってしてくれればいいです、そんなに神経質にならなくても。
カツオ節って結構繊細で、例えば箸で弄ったりすると、途端に生臭くなるんですよ、
だいたいどんな料理本やレシピの紹介でもそう書いてあると思います。
ですが、このやり方であれば、めっちゃ絞ったりしない限りまあ大丈夫ですよ。
はい完成!
あー忘れてた、昆布も取り出しましょう、一晩くらいなら浸けておいてもいいですが。
ちょっとウンチク。
カツオ節って、70度くらいの温度域で香り成分が、
80度くらいの温度域で旨味成分がそれぞれ取れるそうです。
使用の用途によって温度を変えてみるのもいいかも知れませんね。
お吸い物や茶碗蒸し用に香り重視とか、お味噌汁用に旨味重視とか。
ちなみにというか、95度あたりまで、つまり沸騰直前、もしくは沸騰しちゃったら、
ゲームオーバーです。
生臭い出汁が取れます。
このやり方なら沸騰しないんで、失敗しないですね。
そもそも沸かしてないんだし、当たり前だわ。
ついでに昆布についても
昆布は低温域で旨味成分が溶け出します、60度くらいだそうです。
このやり方だと、ちょうどその60度くらいの温度が再現できる時間が10分程度は
ありますので、簡単なやり方の割には、しっかり旨味が抽出できるんです。
(とは言え、ちゃんとしたやり方と比べれば、出来上がりのレベルは相当落ちますがね)
趣旨としては、手間をかけずに簡単に、(後片付けまで含めて)なので、
手間のレベルをかなり落としています。
本格的なのを求める方には物足りないかと思います。
まあこーゆーやり方もあるんだねーふーんくらいで参考にでもしていただけましたら
幸いでございます。
では。